離乳食を進めるにあたり、恐いのが「アレルギー」ですよね!
私自身が卵アレルギー持ちなので、特に卵については小児科の先生と相談しながら始めました。
いつから食べさせていいのか、どれくらい食べさせればいいのか。
この記事では、赤ちゃんをアレルギーにさせない「卵の進め方」についてお話します。
離乳食で「卵」はいつから?⇒初期から食べさせるべし!
実は、別の記事でも 「アレルギーが心配なものほど早いうちから食べさせる」 ということを書いているのですが、卵についても例外ではありません。
上の記事で、私は以下のように書いています。
「アレルギーが心配なものほど早いうちから食べさせる」と聞いて、「えっ!?」と思いませんか?
私も驚いた人間の1人です。
「アレルギーが恐いから、もう少し月齢が進んでから食べさせよう」というのは、昔の考えなんだそうです。
「アトピー」という言葉が出始めた数十年前、卵を食べ始める時期を遅くするような指導が始まりました。
すると、その後卵アレルギーが爆発的に増え、またさらに遅くするような指導が始まり、その結果、さらにアトピーの子供が倍増したんだそうです。
そして最新の研究の結果から、アレルギーが心配な食べ物ほど、早め早めに食べさせ始めるように変わりました。
実際、ぷーたむも早めに始めていて、卵も大豆もアレルギーは発症していません。
医療もどんどん進歩していて、昔とは真逆のことが正しくなっていることもあります。
ネットの情報に惑わされず、実際にお医者さんの話を聞くなどして確実な方法でアレルギーを防いでいきたいですね。
ですので、卵は離乳食初期から「卵黄」を「耳さじ1」という少量でスタートさせてください。
離乳食「卵」の進め方!(冷凍ストックを作ると楽!)
では、離乳食での「卵」の進め方を紹介します!
これは、私が実際にやった方法です。
ぷーたむは生後5ヶ月のときから「卵」を始めましたが、現在9ヶ月でアレルギーの症状は出ていません。
ただし、これが正解とは限りませんので、赤ちゃんの様子を見て自己責任で進めてくださいね。
それから、初めて食べさせるときは次のことに気を付けましょう。
【初めて「卵」を食べさせるときの注意】
・かかりつけの小児科が開いているか確認する。
・平日の午前中に食べさせる。
「卵」は「卵黄」だけを食べさせるところから始めます。
私は以下のように進めました。
卵(卵黄)の冷凍ストック作り
①ゆで卵を作る。(沸騰後20分以上の固ゆで)
②ゆで卵を縦に半分に切る。
③卵黄だけ取り出す。
➃フォークの先で、少量ずつ取る。
⑤ラップで包んで番号を書く。(カレンダーにも番号記入)
⑥フリーザーバッグに入れて冷凍保存。
⑦食べさせるときは、おかゆと一緒に電子レンジでチンする。
離乳食で卵を食べさせるときのポイント!
・かかりつけの小児科が開いていることを確認する。
万が一、アレルギー症状が出てしまった場合に受診できるように、開業時間を確認しておきましょう。
・卵は、しっかり「固ゆで」にする。
卵は、加熱することにより、アレルギーを起こす力が弱くなります。
沸騰後20分以上を目安にしっかり固ゆでにしましょう。
・「卵黄」だけを「耳さじ1」で食べさせる。
卵は「卵白」でアレルギーを起こすことが多い食材です。
(私自身も卵白にアレルギーがあります。)
初めて卵黄を食べさせるときは、「耳さじ1杯」にしましょう。
卵白から1番遠い「卵黄の中心」を食べさせると、より安心です。
大丈夫だったら、次は「耳さじ2杯」と少しずつ1回に食べる量を増やすようにしましょう。
上記以外でも私は、卵黄を食べさせる日のスケジュールを組むようにしました。
毎日食べさせるのは不安だったので、2日おきくらいのペースで食べさせようと思ったからです。
でも、いつ食べさせるのか忘れてしまいそうだったので、卵黄を包んだラップに番号を書き、それと対応した番号をカレンダーにも書き入れるようにしました。
離乳食で食べる「卵」の量
離乳食初期に食べさせる卵黄の量は最大で「卵黄の2/3」です。
初めは「耳さじ1」ですので、計画的に食べる量を増やしていけると良いですね。
ちなみに、「卵白」は「卵黄1つ」を食べることができてから食べさせます。
「卵黄1つ」は離乳食中期(生後7・8ヶ月)に食べる量ですので、「卵白」も「卵黄1つ」が食べられた後、離乳食中期以降に食べさせることができるようになります。
おわりに
アレルギーが心配な「卵」。
小児科の先生から「早めに食べさせ始めたほうが良い」と言われたときは「え?」と思いましたが、ぷーたむは無事にアレルギー症状を起こすことなく「卵白」も食べることができるようになりました。
私自身が「卵」「大豆」などのアレルギーがあるので、ぷーたむも体質が似ているのではないかとドキドキしながら離乳食を進めています。
もし、お子さんにアレルギー症状が出たときには、かかりつけのお医者さんにすぐに連れて行ってくださいね。
アレルギーは症状によっては命に関わることもあります。
いきなり症状が悪くなり、チアノーゼを起こしたという話も聞きました。
アレルギーでアナフィラキシーショックを起こすと、呼吸困難になったり意識がなくなったりすることもあります。
決して脅かすつもりはありませんが、アレルギーは怖いものだという意識をもつことは大切だと思います。
あなたとお子さんが、安全に楽しく離乳食を進めることができますように!
コメントやお問い合わせもお気軽にどうぞ(*´ω`*)
それでは、また(=゚ω゚)ノ
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