【無痛分娩の体験談】リスクや費用などを赤裸々告白!①

子育て

私は、無痛分娩で第1子を出産しました。

痛みに敏感な私は、大人になった今でも注射で涙が出ます。

そんな私が出産の痛みに耐えられるのかということがとにかく不安で、私は無痛分娩を選びました。

しかし無痛分娩での出産でしたが、痛いものは痛いし、意識を失いかけたり出血多量になったりと、そんなに甘いものではありませんでした。

今回は、無痛分娩が実際にどんなものだったのか、流れや費用、リスクなどについてお話します。

無痛分娩とは

無痛分娩とは、背骨の間(?)にある「硬膜外腔」というところに、細くて柔らかい管(カテーテル)を入れ、そこから麻酔薬を点滴のような要領で入れて痛みを和らげる方法です。

よく、「無痛=痛みが無い」と勘違いされることがありますが、決してそんなことはありません。

「無痛分娩=痛みを和らげる」と思ってもらった方が良いと思います。

「自然無痛分娩」と「計画無痛分娩」のリスクの違い

「自然無痛分娩」は陣痛が来てから病院に行き、硬膜外麻酔をする方法です。

陣痛の痛みも味わいますし、「計画無痛分娩」よりも自然に近い無痛分娩です。

それに対し、「計画無痛分娩」はいつ無痛分娩をするか日にちを決め、決められた日に入院して陣痛促進剤と硬膜外麻酔を使って人工的に陣痛を起こして分娩を行う方法です。

母体の準備も、胎児の準備もまだできていない状態で無理矢理陣痛を起こします。

ですので、無痛分娩による事故のほとんどが実は「計画無痛分娩」によるものなんです。

「自然無痛分娩」の方が、母体と胎児の出産の準備が整ってからの無痛分娩なので、「計画無痛分娩」よりもリスクは低いと言えます。

海外では「無痛分娩」は当たり前!?

日本産科麻酔学会によると、欧米やヨーロッパでは一般的に硬膜外無痛分娩が行われているそうです。

アメリカでは70%以上、フランスでは80%以上(2016年)、フィンランドでは約90%の出産が無痛分娩で行われています。

それに対して日本は無痛分娩が徐々に増えていってはいますが、それでも全体の6%(2016年)と、かなり割合が低いことが分かります。

個人病院での無痛分娩はリスクが高い

「無痛分娩を希望する妊婦が増えている」と上でも述べましたが、それと同時に無痛分娩による重篤な事故も少なからず起こっていることは事実です。

悲惨な事故から身を守るために、少なくとも以下のポイントを確認するようにしましょう。

・複数の医師がいる体制かどうか。(1人の医師しかいないような小さな個人病院は×)

・緊急時の対応医や新生児科医、複数の産婦人科医がいるかどうか。

・小さな病院の場合は、提携病院の確認。

・「自然無痛分娩」を行っているかどうか。(「計画無痛分娩」の方がリスクが高い)

小さな個人病院は、落ち着けるし、居心地も良いところが多いです。

ですが、いざ出産のとき1人しかいない先生が別のお産に立ち会っていたら??

もし、別のお産の帝王切開の手術中だったら??

もし、その先生が急に病気になって倒れたら??

少し考えればわかると思いますが、お医者さんが1人の病院はリスクが高いです。

私は始め、個人病院に分娩予約をしていました。(もちろん無痛です。)

ですが、妊娠18週の頃、その病院の先生が入院することになり、分娩予約がキャンセルになりました。

もし、それが自分の出産の当日だったら??

考えただけでもゾッとします。

お産は待ってくれません。

そのとき出産するしかないんです。

ですから、少しでもリスクを減らすために、病院選びは慎重に行ってください。

無痛分娩の費用

無痛分娩の費用は、地域や病院によって全然違います。

ここでは、実際に私が無痛分娩を行ったクリニックでの費用をお話します。

まず、無痛とは関係なく支払う基本的な分娩費用が48万円~57万円(全室個室)です。

部屋の階数や広さによって値段が違います。

そして、胎盤処理料や新生児検査料などの諸費用が3万円。

そこに、無痛分娩費用が88,000円~11万円。

時間外や深夜料金・休日料金が追加されるので、最低料金の88000円で済む人はほぼいないそうです。

さらに、無痛開始から12時間を経過すると薬剤の追加料金が24時間につき5,200円かかります。

そして、無痛分娩とは関係なく、出産した時間によって追加される料金もあります。

生まれた瞬間が診療時間内だとOKなのですが、時間外だと2万円。

休日や深夜(2時~6時)だと4万円。

とにかく、どんどん基本料金に加算されていく感じです。

ですので、最低でも60万円くらいはかかると思ってください。

多ければ、76万円ほどでしょうか?

私が実際にかかった費用は、689,430円でした。(出産一時金42万円があるので、実費は269,430円です。)

おわりに

今回は、以下のことをお話しました。

・無痛分娩について

・無痛分娩のリスクを減らすためのポイント

・無痛分娩の費用

次は、実際に無痛分娩での出産がどんな感じだったのかをお話します。

コメントやお問い合わせもお気軽にどうぞ(*´ω`*)

それでは、また(=゚ω゚)ノ

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